スマートイルミネーション横浜

３年前より塔のライトアップを行なってきた横浜マリンタワー。LEDを活用した演出性の高いライトアップをいち早く取り入れた本施設では、今回のイベントにあわせ、これまではライトアップを行なっていなかった展望フロアでの照明演出が実施された。テーマは「光と音のコラボレーション」。舞台用のLED照明を用い、展望フロアの天井面にライトアップするとともに、照明を収納するボックスに水面を設けることで、光に揺らぎをもらたすことも試みられた。
本プランは、横浜マリンタワーによる参加プログラムとして実施された。アーティストによる作品としてではなく、施設のデザイン戦略などを担当しているディレクター楠元孝夫と照明メーカーのコラボレーションにより展開されたことも特色である。今後は、こうした個別の施設、企業などによる主体的な「スマートイルミネーション横浜」への参加が、より拡大、発展していくことが期待される。